実例!見込み客からのアポ率を
10倍にする15のヒント
本サイトでは、1からBtoBマーケティングに取り組む方のために、課題を整理しながら順を追ってやるべきことやその効率的な手法について考えていきたいと思います。
第1回「BtoBにおけるアポ獲得率はどれぐらいなのか?」
商材単価によっても大きく異なりますが、BtoBにおける平均的なアポ取得率はどのぐらいでしょうか?
テレマーケティング会社がWEBなどで公開しているところでは、企業情報などを購入してのアポ取得率が1~4%、イベントで獲得した名刺フォローでのアポ取得率は10~15%程度のようです。
また、クラウド型ソフトウェアを販売しているBtoB企業における、実例の一部をここで紹介します。
企業情報を購入して代表番号に電話した場合 | 0.3~0.6%程度 |
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自社リストからメールクリック者などを抽出して電話した場合 | 5%前後 |
イベントで獲得した名刺へ電話:ブースにてヒアリングし、確度が高いと考えられる場合 | 10%程度 |
その他の場合 | だいたい2~3% |
ずばり、アポ率を向上させるためには?
獲得した見込客からのアポ率を向上させるためには、どうすればいいでしょうか。電話のシナリオを業種ごとに変えるといった試みも重要ですが、最終的にはリストの質や量が問題になってくるでしょう。
そこで昨今、見込客の獲得や育成を目指し、BtoBにおいてもマーケティングに取り組む企業が増えています。しかし一方で課題を抱え、十分な成果をあげられていないという声も聞かれます。
BtoBマーケティング活動の悩みは、リソース不足やノウハウ不足
「BtoBマーケティング活動状況に関するアンケート調査」(2012年シャノン調べ)によると、リソース不足をはじめ、「活動の成果が見えない」「商談に結び付かないリードが多い」といったリードの質についての課題、さらには「どうやってリードを増やしたらいいかわからない」といったノウハウ不足なども課題としてあげられているようです。
「BtoBマーケティング活動状況に関するアンケート調査」(2012年シャノン調べ)
まず最初に取り組むべきは、自社のマーケティングレベルを知ること!
これらの課題を解決するためには、やみくもに施策を実施するのではなく、自社のレベルを把握し、レベルに応じた施策を実施していくことが重要です。まずはぜひ自社のマーケティングレベルをチェックしてみてください。チェックはこちらから。
- 実例!見込み客からのアポ率を10倍にする15のヒント
- 01:BtoBにおけるアポ獲得率はどれぐらいなのか?
- 02:現状を把握し、マーケティングに取り組む環境を整えよう
- 03:見込客向けのコンテンツをこれから用意するための3つのヒント
- 04:WEBからの申し込み受付とフォローの体制を整えるための3つのヒント
- 05:見込客に継続的に情報発信するための2つのヒント
- 06:コンテンツをさらに充実させて活用するための3つのヒント
- 07:もっと見込客を獲得するための3つのヒント
- 08:データはお宝!その価値を理解し、活用につなげるためのヒント
- 09:データを「使える」状態にするための管理のポイント
- 10:「使える」データの活用で商談機会を拡大していこう~アポ率は向上したのか〜
- お金とプランの話
- ステップ1「成熟度に合わせた目標設定と効果測定」編
- ステップ2「施策の実施タイミングと順序」編
- ステップ3「年間予算と施策の計画手順」編
- 事例に見る、マーケティングとシステムの「良い」関係
- ケース1「見込客の一元管理やアプローチをシステムで後押し」