実例!見込み客からのアポ率を
10倍にする15のヒント

本サイトでは、1からBtoBマーケティングに取り組む方のために、課題を整理しながら順を追ってやるべきことやその効率的な手法について考えていきたいと思います。

第2回「現状を把握し、マーケティングに取り組む環境を整えよう」

みなさんは、自社の保有している見込客数を把握していますか?

「BtoBマーケティング活動状況に関するアンケート調査」(2012年シャノン調べ)によると、企業の保有見込客数は1万件までが半数近くを占めており、潤沢な見込客データベースを構築している企業は少ないようです。また、「把握していない」という回答が30%以上を占めていました。

把握している見込客件数

「BtoBマーケティング活動状況に関するアンケート調査」(2012年シャノン調べ)

そもそも見込客数の把握が難しい状態?見込客データが散在……

見込客数を把握していない背景には、異なるシステムやエクセルファイルにデータが散在している、イベントやキャンペーン、メール配信ごとに別々のシステムを利用しているなどの課題があると考えられます。当てはまる課題はありましたか?

自社の製品・ソリューション・サービスに関心を持ち、理解してもらうためには、見込客・顧客とコミュニケーションを積み重ね、良好な関係を構築する必要があります。

そのためには、Webやメール、FAXやセミナーなど、オンライン、オフラインの接点を複合的に利用した継続的な情報発信が重要です。そこで、マーケティングに本格的に取り組む前に、情報発信できる環境を整備することから始めましょう。

まずは、環境を整備するための3ステップ!

用意するのは2つ。見込客リストと情報をメール配信できるシステムの準備です。
少ないリソース、コストで始められるクラウド型のサービスがおすすめです。

ステップ1 既存のメール配信リストや、過去のセミナー参加者リストなどが社内に残ってないか確認する
ステップ2 営業などが保有する名刺をデジタル化して、見込客リストとして活用する
ステップ3 用意したリストを、メール配信ができるシステムにインポートする

これで、見込客リストと、メールで情報を発信する基盤ができました。

しかしマーケティングを継続して実施していく上では、メールを配信するだけでなく、WEBからの問い合わせ・資料請求などの受付や申込データ管理、キャンペーンやセミナー実施など、施策の拡大が予想されます。そのため、予算やリード数の拡大に合わせて柔軟に施策が打てるよう、拡張性のあるシステム導入を検討することが必要です。

メール配信だけでなく、申込フォームが簡単に作れたり、申込者の個人情報が自動でデータベース管理できるシステムもありますので、ぜひ調べてみてください。

【参考】B2Bマーケティングプラットフォーム

今回のまとめ

Webやメール、FAXやセミナーなど、オンライン・オフラインあわせて接点を作り、見込客に対して継続的な情報発信をすることが重要です!

そのための環境整備は、拡張性のあるクラウド型サービスを利用することがお勧めです!

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